
悩みと思考
自分はダメな人間だと思ってしまう
自分は能力がないと思ってしまう
いつも人前で同じような失敗する
どこにいっても必ず似たような人が現れトラブルになる
誰にでもありそうな悩みだと思うのですが、これらの悩みに共通していることがあります。
それは「いつも同じ結論や結果になってしまう」ということです。
例えば、「自分はダメな人間だとか能力がないと思ってしまう人たち」によくあるのは、どうしてそう思うのかを詳しく聞いていくとその根拠があいまいだったり全く実害のない小さな失敗だったり、実は失敗をカバーできる能力を持っている事がわかったりします。
つまり本当は問題を解決できる能力があるのに「やっぱり自分はダメな人間だ」とか「やっぱり自分は能力がない」と悩んでいるのです。
これは現実の問題ではなく思考(とらえ方や考え方、思い)の方に悩まされているのです。そして本気で悩んでいるという事はその思考を現実や真実のように思い込んでしまっているのです。
この現実とずれている思考を元に反応したり選択しているのでいつも同じ結論や結果になってしまうのです。
(その結果自分はダメだとか能力がないという思考パターンとおりの現実を作り、さらに強化していきます。)
こういう事は多かれ少なかれ日常的に誰にでも起こっていて、これによって私たちは悩む事にとらわれて問題解決にエネルギーを注げず、本来持っている能力を発揮できなくなっていたり、適切に自分を評価できなくなっているのです。
幻想斬りとは?
広辞苑によると「幻想とは現実には無いことをまるであるように感ずる想念のこと」と書いてあります。つまり幻想に振り回されている状態とは、現実的ではない思考がまるで現実のように感じてしまっている状態のことです。
幻想斬りとは、対話によってその人の思考パターン(考え方やとらえ方、思いなど)を調べ、それによりどう思い込んでしまっているかに気づき、より最適なとらえ方や考え方、選択や行動が出来るように支援する方法です。
それは思考に振り回されて生きるのではなく、自分をより良く活かすために思考を使いこなせるようになっていくということです。
それが出来るようになってくると、本当に悩むべき事には悩み、悩む必要がないことには悩まなくなり、心がシンプルに軽やかになっていきます。
幻想斬りについて「もっと深く知りたい」と言う方はこちらをご覧ください。